設置概要

 名桜大学をとりまくやんばる北部地域は高齢化が進んでおり、人々が健康に暮らせる地域づくりは名桜大学の使命のひとつです。人間健康学部看護学科では平 成19年の開設以来、北部地域の住民や看護職を対象として、健康相談活動や、看護系人材育成に係る研修会、講演会など数多く開催してまいりましたが、平成 22年に公立大学となり、より地域に貢献できる大学づくりをめざして、看護実践教育研究センターの設置準備に取り組んできました。
この地域における保険・ 医療・福祉施設の看護系の人的資源はこの地域の人々がうける「ケアの質」に大きな影響をもたらします。これらのことから、看護実践教育研究センターは地域 の看護系人材の看護能力(資質)の向上を図り、やんばるの地に根ざしたケアの実践と研究、ならびに地域の人々の健康づくりを継続的に行うことを目的に平成 25年4月より発足いたしました。

事業概要

 看護実践教育研究センターは、前述の設置目的を達成するために保健・医療・福祉関連施設の従事者を対象としたケアの質の向上を目的とした教育・研究等を行います。具体的には、研修会・研究会、事例検討会などを企画し、看護職の生涯学習の支援の場を提供することと、やんばるの地に根ざしたケアリング文化ならびに社会の発展に貢献する看護系人材養成を目指した事業を行います。また、地域住民に対しても健康づくりや介護力を高める技術の支援など、お互いに学びあい交流するための「場つくり」を企画し運営します。
 主な取り組みは「企画のご案内」をご覧ください。